ホームラボ調布・国領の竹内です。
貴重な内見をより効果あるものにするために本日は「賃貸物件の内見ポイント」をご説明します。
物件は空き物件で中が見られるタイプと、入居者がいて中を見れないタイプがあります。
中を見ないでお部屋を決めることはおすすめできません。
やむを得ない事情がない限り、現地に行き、室内はもちろん周辺環境を自分の目で確かめるようにしましょう。
物件を見学する際はあらかじめチェックしたい項目を書きだして○×などをつけながら
確認するのがおすすめです。
チェックする場所をもれなく見ることが出来ますし、複数の物件を見学する場合などは特に、後で比較検討する時に便利です。
見学の際にチェックしたいポイントを2回に分けていくつか挙げてみます。
【日当たりと風通し】
必ず明るいうちに物件を見学しましょう。
暗くなってからでは日当たりがわからないだけでなく、
照明器具がない場合は室内も真っ暗な状態になってしまいます。
物件情報に南向きと書いてあっても、実際には大きな建物の陰で全く日が当たらないなどもケースもあります。
季節にもよりますが日のある明るいうちに見学するようにしましょう。
また窓を開けて過ごす春から夏のことを考えて、室内の窓を各所開けて風の通りなども確認しておくといいですね。周りの建物環境も合わせてチェックしましょう。
【室内の汚れや傷、押入れや洗面所のカビ、天井】
床やカーペットのシミ、壁紙のはがれや汚れなど目立つ傷がないか確認しましょう。
あった場合、住む前に直してもらえるのか聞いてみるのがいいですね。
壁がはがれている場合は冬に結露がひどい場合などが考えられます。
結露が起こりやすい建物は断熱が弱いことが多いので冬は寒いかもしれません。
つい忘れがちな天井もチェックしておきましょう。シミがある場合、雨漏りなどが
あったことも考えられます。不自然なシミがあったら原因を聞いてみましょう。
湿気のこもりやすい押し入れやクロゼット、洗面所などもよく確認しましょう。
カビが生えていると臭うだけでなく、生えやすい環境になっているということです。
【ドアや窓の開け閉め具合、コンセントの数や位置】
部屋のドアや建具、窓や網戸の開け閉めがスムーズかも確かめておきたいところです。
動かない、動かしづらいなどの場合は修理が可能か確認しましょう。
また、大型の家電やベットがある場合は、それが室内に入れられるかなども
チェックが必要です。窓やドアが小さくベットが室内に入らないなんてこともあります。
コンセントの数や位置も簡単に確認しておきましょう。位置や数により
家電の配置や使用に差し障りが出る場合もあります。
物件見学をする時は分からないことや気になることは何でも聞くのが正解。
入居を決める前にしっかりと確認しておくことが住んでからのトラブル回避につながります。
次回は「収納と設備」「エアコン、洗濯機」「携帯電話の電波状況」に関しての内見時のポイントをご説明いたします!